Japan Assemble Project (アイキャッチ画像はイメージです。)
Swiss Precision meets Japanse Craftmanship (スイスの精密さと日本の職人技の融合)
大阪、堺市にある自転車組み立て専門工房【株式会社 ワコー】と共同でBMC Japanオリジナルアッセンブルのプロジェクトスタートしております。
思い起こせば、2022年の初旬より工房とは打ち合わせやそれぞれのコンポやパーツを手配を開始をしたものの…コロナなどが生産自体に影響がまだまだあった時期。
フレームが入れば、Shimanoコンポが遅れ、サドルやコックピットシステムが遅れと… 実際にすべてがまとまったのが今秋…
しかし、やっとJapanオリジナルアッセンブルプロジェクトの開始ができるようになったので、案内をします。
スタートさせた理由
最近のメーカー主導によるコンポーネントやアクセサリーだと、日本の市場に合わないパーツや価格帯も出てきてきたり、また、BMCは昔から使われるコンポでワンカラ―しかないので、色のチョイスが極端に少ないのが欠点でした。
例えば、SLR01のチームカラーだったホワイト&レッドが欲しかったけど、当時の完成車ではカンパ組で200万オーバー、フレームセットだとディスクブレーキ対応のパーツを一から集めるので、そちらも予算オーバー(T~T)っていうことをショップさんを通じてだったり、イベントで直接ユーザーさんから嘆願が多かったです。
SLR01に関して言えば、この数年は、毎年3~4カラーのフレームセットの発表があったり、今までなかった2ndグレードのフレームセット販売を開始したりという動きがあり、これを利用すれば、皆さんからの要望に応えることができるかも…ということで、SLR01やSLRなどフレームセット売りをしているモデルを日本の工房で予算に合わせたコンポーネントで組み立てられたらなぁと思い、このプロジェクトをスタートしました。
このプロジェクトを使用してもらうと、SLR01ならフレームカラーは6色、コンポーネントは2~3グレード、ホイールも2~3グレードからの組み合わせができるようになります。
Teammachine SLR01 Japan Assemble Modelの詳細
SLR01は、フレームカラー(サイズ)とホイール、コンポーネントの3項目の選択が可能です。 ご予算に応じて注文してくださいね。
フレームカラーチョイス
以上、6色から選択が可能です。(ただし、カラーによっては、サイズが完売していることもあるので、ご了承ください)
コックピットシステムは、ICS Carbon One-Pieceとプロ選手も使用している上位グレードです。
コックピットサイズ:47:400mm幅&90mm長、51&54:420mm幅&100mm長、56:420mm幅&110mm長となります。
コンポーネント
組み込むコンポーネントをシマノのDura Ace Di2 または Ultegra Di2から選択。
ギア数は両方ともに2×12速の52-36T&11-30T となります。
クランク長は47&51:170mm、54&56:172.5mmです。
ホイール
Visionのカーボンホイールやアルミホイール、また価格をより抑えたい人用にShimanoのエントリーモデルも選択が可能です。
Others(メインの共通パーツ)
・タイヤ&チューブ:Panaracer AGILEST クリンチャー オールブラック 700-25 & 同ブランド 700-25~32C 60mmFV チューブ
・サドル:VELO社製 VL-1C28 ショートノーズタイプ 145mm幅、255mm長
・バーテープ:Lizard Skins DSP 2.5 V2 限定カラーのカーボンカモ(在庫終了次第、レギュラーカラーのジェットブラックへ)
価格帯
コンポ/ホイール | Vision SC 40 DB カーボンホイール | Vision Team 30 DB アルミホイール | Shimano WH-RS171 アルミホイール |
Dura Ace Di2 | 1,595,000円 | 1,474,000円 | 1,430,000円 |
Ultegra Di2 | 1,375,000円 | 1,254,000円 | 1,210,000円 |
表示価格は税込です。
Dura Ace Di2&カーボンホイール仕様のメーカーパッケージ Teammachine SLR01 TWO 1,925,000円税込みと値段を比べると、Japan Assemble Projectは、33万円もお得になる計算です。
もちろん、採用しているホイールやパーツが違うので、一概に「わぉ~~ すげ~~」とはなりにくいですが、今までできなかったフレームカラーのチョイスができるのは、BMCを検討される方には大きな判断材料になるのではと思います。
Teammachine SLR Japan Assemble Modelの詳細
人気の高い2ndグレードSLRは、フレームカラー(サイズ)とコンポーネントの選択が可能です。
フレームカラーチョイス
以上、2色から選択が可能です。(ただし、カラーによっては、サイズが完売していることもあるので、ご了承ください)
人気のある色ですが、コンポーネントがUltegra Di2やFORCE eTapなど上位コンポでしか、メーカーパッケージが無いので、比較的に高価格帯しかなかったのですが、ジャパンアッセンブルモデルでは、中位グレードの105シリーズを採用して、価格を抑えております。
コンポーネント
組み込むコンポーネントをシマノの105 Di2 または メカニカル 105 2×11から選択。
ギア数は両方ともに50-34T&11-34T となります。
クランク長は47&51:170mm、54&56:172.5mmです。
Others(メインの共通パーツ)
・ホイール:ShimanoのエントリーモデルのWH-RS171となります。
・タイヤ&チューブ:IRC JETTY PLUS クリンチャー オールブラック 700-25(写真は23cです。) & Panaracer 700-25~32C 60mmFV チューブ
・サドル:VELO社製 VL-1C28 ショートノーズタイプ 145mm幅、255mm長
・コックピット:FSAのOMEGAシリーズを採用。
コックピットサイズ:47:400mm幅&90mm長、51:420mm幅&90mm長、54&56:420mm幅&110mm長となります。
・バーテープ:VELO社製 VLT-007 ステッチ付 ブラック
価格帯
コンポ/ホイール | Shimano WH-RS171 アルミホイール |
105 Di2 2×11 | 616,000円 |
メカニカル 105 2×11 | 522,500円 |
表示価格は税込です。
105 Di2のメーカーパッケージ Teammachine SLR Five 682,000円税込みと値段を比べると、Japan Assemble Projectは、6.6万円もお得になる計算です。
また、メカニカル 105 2×11のメーカーパッケージ Teammachine SLR Six 528,000円税込み、メーカーパッケージとあまり差額はありませんが、このあたりの完成車についているホイールは、BMCオリジナル仕様ですが、信頼性の高いシマノのホイールが付いているのでメンテナンスなどの事も考えれば… また、人気の高いカラーなのでメーカーパッケージと比べる検討材料にはなるかと思います。
まとめ
グレード毎/コンポ毎でフレームカラーがいつも固定になってしまっているBMC。
ジャパンアッセンブルモデルは、フレームカラーの選択ができるようになっております。
ぜひ、欲しいフレームカラーはあったけど、予算であきらめていた方がもう一度検討してもらえればいいなぁを思います。
今後もフレームセット販売があるモデルに関しては、このプロジェクトを使って、皆さんによりチョイスしてもらえるブランドになるよう、頑張っていきます。