BMCインプレッション by ヴィクトワール広島

BMCをサポートしているヴィクトワール広島さんから各BMCモデルのインプレッションをもらいました。
一部を紹介します。(使用写真はすべて©Itaru Mitsui)

ベンジャミン・ダイボール x Teammachine SLR01

SLR 01フレームは、これまで乗った中で最も快適なフレームの一つです。クライミングやダウンヒルで必要な部分にはしっかりとした剛性があり、高速域でも非常に安定しています。改善点を挙げるとすれば、フレームは決して重くはありませんがもう少し全体的に軽くしたいです。

レオネル・キンテロ x Teammachine SLR01

個人的には、13年間のサイクリスト経験の中で使用した中で最高の自転車のひとつだと思います。 超軽量フレームではないと思いますが、フレーム自体、非常に良いパフォーマンスがあります。衝撃を受けた際にもかなり安全&安定です。 美しいデザインも魅力的で、BMCが好きな理由はそこにあります。

小野寺玲 x Speedmachine01

過去に乗ったTTバイクの数は多くはないが、このバイクは乗ってすぐにその速さを実感することができた。
ポジション出しに苦労することが多かったが、このバイクのセッティング幅の懐の広さは様々な体型のライダーにベストなセッティングを実現させてくれると思いました。
鎖骨骨折の影響で完全理想形となるポジションは諦めたが、実現可能なレベルで最大限のセッティングを容易に出すことができた。
レースシーンにおいて、そのセッティングのしやすさと操縦性の良さのおかげで、今までレース後に感じていた余計な部分の痛みや疲労がありませんでした。
空力優先で鍛え上げられたフォルムはシンプルながら機能美に溢れていて、戦闘機を思わせます。
過去に走った数々のTTレースを全てこれで走りたかったと思わせるほど、カッコよくて速いバイクです。

柴田雅之 x Teammachine SLR

突出していると感じるのは剛性、推進力、耐久性です。
フレーム剛性が高く、登り下り関わらず高いケイデンスで走ると進ませやすいと感じています。
チェーンステーからBB~ダウンチューブ~ヘッドにかけて、少し角張った形状をしています。バイクを横に振ってダンシングしたり、縦に高ケイデンスで回して登ったりと、横や縦から加わる力に対して、しっかりと推進力に変えてくれます。その推進力は、軽量なバイクの効力よりも高く結果的に平均スピードを上げてくれます。
レース機材として使用しているので、時には落車などのトラブルもありました。しかし、このSLR FRSはトラブルがあっても、走行不能になることはなくゴールまで走り続けられる耐久性を持っています。3シーズン使用しましたが、カーボンの芯が抜けるようなそういった事は無く、今年も力をスピードに変えてくれています。
また光の角度によってシルバーのロゴの色が虹色に変化することがお気に入りなポイントです!