GRAPHENwax 施行とインプレ


こんにちは「フタバ取り扱いアイテムお試し」の時間です。

今回はAbsoluteBlackのGRAPHENwaxの施行を試してみようと思います。

2020年のツール・ド・フランスにて黄色、白、水玉のジャージ勝者、ポガチャル選手の他、UAE、ユンボウィズマチームも使用した究極のチェーンオイル。

GRAPHENlube

GRAPHENwax

そちらのワックス版で自転車チェーン用のワックスです。

チェーンの表面の凸凹を無くし潤滑するのに十分な境界膜を作成します。
摩擦が最も少ないだけでなく、長持ちし、使いやすくなっています。
つまりパワーロスが少ない、推進に必要なパワーが少なくて済みます。
ワットを生成しないが、ワット損失を減らす。
ロードレースやTTの飛び道具です。
セラミックBBやビックプーリー、決戦タイヤなどの機材と似たようなジャンルでしょうか。

最初にバッサリと結論を言ってしまいますが 「体感できるレベルで抵抗が減った!」 というような感覚は得られませんでした。
BMCの試乗車に施行したのですが、そもそも試乗車のためチェーン洗浄、注油は常に行っており、チェーンの状態としては非常に良い状態でした。

正直このレベルになってくると「小さな努力の積み重ね」の粋に入ってくるチューンナップだと思われます。

施行手順

それでは実際に施行開始です。

まずはチェーンを洗います。

シンナー等でバシャバシャと洗うと強力だとは思いますが今回はディグリーザーでやってみたいと思います。
業務中にトリップするわけにはいかんのです。嗚呼、出しすぎた・・・
本国では袋に入れて揉み込んでいますが、今回はコマを指でグリグリしてオイルを抜きました。

乾かすのに半日程度置く、とありますがこちらはコンプレッサー等機材を使い短縮。

ワックスを溶かす

それではワックスをスロークッカーにコロン!

バターみたいに溶けていきます。
ちなみに今回購入した鍋はAmaz○nさんで買いました。検索キーワードは「スロークッカー」です。

二度と食材では使えないし、温まれば良いんだ・・・安いのでいいと思います。

チェーンを投入


5分程煮込んでチェーンにワックスを馴染ませていきます。
チェーンを入れるとワックスの温度が下がるため温度管理はしっかりと。

たまにハネて熱い!手とか服にハネたWAXが蝋状につくので手袋はしましょう。できれば作業服も。
鍋にチェーンを入れる際、綺麗に丸くして入れたほうが鍋の中で作業しやすいとおもいます。
菜箸的な存在があったほうが良いです。(今回は廃ホイールからスポークぬいてつかってました)

チェーンを冷ます

引き上げて、鍋の上で冷まします。しばらくは熱を持っているため放置。
直後は薄っすらとチェーンに膜がついている感じ。
しばらくはポタポタしている為、もったいないので鍋の上で待機。
20分程度で触れる温度にはなりますが1時間程度は放置していました。忘れていた

チェーンについた余分なワックスを落とす

冷めたら一通りチェーンを折り曲げ、余分なWAXを剥がします。
冷めた直後はガチガチに固まっているので一コマずつクネクネします。

ちなみにカスはもったいないので鍋に返しました。 MOTTAINAI!!

完成!

CN-HG701のGRAPHENwax煮込みです。

ビカビカのチェーンと比べると曇った感じのチェーン。
悪く言えば薄汚れている。

インプレッション

では自転車に装着し、試走してみましょう。
~5分後~
会社の周りをぐるぐるしただけではわかりませんでした。

ネガティブにいえば 「効果わからない
ポジティブに言えば 「オイルと遜色が無い!

それでも感じたチェーンのインプレッションです。

走行性能
ちょっと厚め、硬めのチェーンオイル塗ったバイク。
クッション性が高いというのでしょうか。

これが劣化しないで400キロ程度残るのであれば、トータルで見たときに効果があるのかもしれません。

変速性能
普通のオイルと異なり、全体的にワックスコーティングされているため、変速時の音に関しては圧倒的に静かに感じます。

走行後の汚れ
ナシ
チェーンを掴んでも手が汚れない!
この汚れない、というのが今の所一番わかりやすい効果・・・
汚れがつかないということは、抵抗になるゴミ等の影響も少ないということ。
キレイな状態の性能を維持することができる。
輪行するとき便利だなと思いましたが、個人的には旅先ではこういった飛び道具は使用しないほうが良いと思います。

総括

で、実際どうなのよ?

この総括というのは難しくてですね、意見が単にライダーとしての目線だけで書けないんですねぇ・・・ワタシ、サラリーマン!!!
とはいえ、悪いものをわざわざ取り扱う、コラムに書く問屋さんも居ないので、基本的には記事は信用してくれていいです。

さて、この GRAPHENwax ですが、イベント時に施行するのは 「アリ」 のカスタムになるのでないでしょうか。
執筆現在、100キロ程の走行距離を稼いでいますが施工当時の性能は保っているように感じます。
デメリットはなく、長距離を走った時にパワーをセーブできるドーピング剤。

個人でやるには洗浄場や鍋、冷却場所等少しハードルが高いので、ショップの施行金額によってはおまかせしてしまったほうが良いでしょう。
複数回やる場合には家族の了承を得られればWAXや鍋、温度計を購入したほうがコスパは高いです。


GRAPHENwax
価格:¥4,950
容量は340gあり、計算上は60本分施行出来ますよ!

イベント前のチューンナップに是非どうでしょう!