サイクルグローブの必要性とおすすめグローブについて解説します!
こんにちは!
今回はサイクルグローブについての特集です。
正直「これは必須アイテムなのか?」とずっと思っていて、フタバ商店さんに聞きに行ったのですが、聞けば聞くほどめちゃくちゃ必要だ!と強く感じたので、わたしと同じ初心者の皆様へお伝えしたくてコラムを書きました!
是非最後までお付き合いくださいね!
(特にわたしと同じ初心者のみなさん!)
ライター紹介
クロスバイク歴1年の超初心者女子。
初心者過ぎてなんでもフタバ商店さんに聞く。
愛車はBMC Alpine Challenge(BMCクロスバイク)
縁あって、フタバ商店様のスペースをいただいてコラムを書いています。
↑先日行ってきた渥美半島。
お天気も良く、とっっても楽しかったんですが、愛車がメンテナンス不足でガタガタしていて、トラブルも起きてしまいました。
みなさん、ライド前のメンテナンスはもれなくやっていきましょう!
ライド前メンテナンスのコンテンツもどこかで書きたいなあと思っています。
サイクルグローブって必要?
そもそも、グローブってなんのために着用するのでしょうか?
ずっとこれは必須なのか?と思いながらも、着用していました。
フタバ商店さんに聞きました!↓↓↓
手の保護
転倒した際は手を付くことが多いです。
サイクルグローブを着用していることによって手の保護ができますね。
もちろん、これで手のケガゼロ!と安心はできませんが、クッションになってくれるものがあるのとないのとでは違ってきます。
想像してみてください。
時速15~20㎞以上で、素手をアスファルトにこすりつける状況を……。
汗の処理/滑り止め
ライド中、当然、手のひらも汗もかきます。
グリップ、ブレーキをかけた際に汗で滑ってしまわないようにするのは大事です。また、グリップやバーテープの劣化にも役立ちそうです!
知らなかったサイクルグローブの機能
わたしは知らなかったのですが、サイクルグローブ、額から流れる汗を拭きとれるように手の甲側(親指付近)にタオル生地が付いているんですって~!
ていねいにサイクルバッグにタオル入れていた~!(しかもデカいやつ)
サイクリストを身軽にするための工夫ですね。奥が深いよ~。
でもこれ常識なんだろうなあと思いつつ、わたしのように勢いではじめてしまった初心者自転車乗りは知らないのでは……。
グリップ力アップ!
ハンドルのグリップ力を高めるのもサイクルグローブの役割です。
ちなみにグローブで有名なHIRZLでは「グローブはアスリートと機材を繋ぐ不可欠なアイテム」という考えの元、開発を行っているとのことです。
この考え方、確かに……と何度もうなずいてしまいます。
先ほども書いたように手汗によるスリップもあるので、自分の命や身体にも影響する重要なウエアの1つですね。
痛み・疲労軽減!
サイクルグローブはクッションの役割もあります。
振動が直に伝わるため、手が疲れやすくなります。気づくと必要以上に強く握ってしまって、痛みが残ってしまう場合も。
自転車っておしりと手で重心を支えるので、その負荷も軽減してくれます。
サイクルグローブのメリット凄すぎる!
夏は日焼け防止、冬は防寒
はい!冬は絶対的に必要性を感じました。わたしもクロスバイクを買ったばかりの頃、絶対寒いと思って、秋冬用のサイクルグローブを買いました。
でも、防寒も安全のためですよね。
「手がかじかんでうまく操作できない」はかなり危ない気がします。グリップ力も弱まりそうです。
逆に夏場のライド、手だけではないけど、皮膚が日焼けすることで、軽くやけどした状態になったり、紫外線で活性酸素が増えたりで、正常な細胞を傷つけます。
それによって疲労感が増すので、なるべく肌の露出を防ぎましょうという意味でも夏場でもグローブは必須です。
ちなみにわたしは、先日の渥美半島ライドでめちゃくちゃ日焼けして、とんでもないことになりました。
頑張って冷却して保湿していますが、今、皮が……脱皮中です。
日焼け止め+サイクルグローブでしっかり保護しましょうね!
30キロをサイクルグローブなしで走ってみた!
実はタイムリーなことに、先日30キロほどのゆるポタをグローブなしで走りました。
グローブ自体は持っていったのですが、秋冬用だったので走り始める前に外してそのまま。(夏にライドしないことがバレてしまいました)
短い距離でも「グローブ必要だな~」と思った場面があったので、紹介しますね!
着用をしている時には気付かないけど、着用せずに乗って必要性を感じました。
やっぱりちょっと疲れる
30キロの短い距離ではありましたが、坂が多かったこと、ガタガタした道が多かったので路面からの振動で無意識のうちに力が入っていたのか、少し手が疲れました。
走り終えた後に「なんかちょっと疲れてるかも~!」程度ではありましたが、オフロードやロングライド時は、疲れ防止の役割も大きそうです。
手汗がストレス!
滑ったことはありませんでしたが、個人的にこの手汗がハンドルにしみ込んだら嫌だな~とちょっぴりストレスでした。でも長距離ライドだったら普通に滑りも気になると思います。特に疲れている時は集中力も低下しているので、滑ってしまいそうです。転倒のリスクもあるので、危ないですよね。
転倒した時に「絶対いる」と確信
長い地獄の坂道を登り切った時に、バランスを崩して転倒しました!
地面に手をついた時に、ささやかな小石が手に刺さりました。特にケガはありませんでしたが、たとえばこれがもっと鋭利な石やガラスだったらとても危ないですよね。
小石だったのは、ただのラッキー。万が一に備えて、やっぱりサイクルグローブは必要で
す!あと虫だったら凹む。(でもこれはグローブでも凹む)
サイクルグローブ2つのタイプ
フルフィンガー
指先までカバーできるグローブです。
フルフィンガーのメリットは、転倒時にも指先まで保護できていること。
夏は抵抗があるかもしれませんが、通気性の良い素材を選ぶのがおすすめです。後述しますが、サイクルグローブはスマホ操作もほとんどカバーできます。
ハーフフィンガー
いわゆる「指切り」と言われるのがハーフフィンガーグローブです。
着用時の涼しさはメリットの1つでしょう。
また、スマホの操作、その他の動作も着用したまま快適にできます。
サイクルグローブを選ぶ際のポイントは?
春夏・秋冬の使い分けを意識する
季節によって使い分けは必要です。夏場に防寒を兼ねた秋冬用のグローブは使いたくないですよね。
サイクルグローブと一口に言っても性能がそれぞれ異なりますし、多くの場合は夏用と冬用が分かれています。
初心者でも季節に分けて2つは持っておきたいですね!
基本的に春夏はハーフフィンガー、秋冬はフルフィンガーをチョイスすれば、間違いないそうです。
オフロードを走る方は、走行中にコース脇から飛び出す枝や葉っぱで指を切らないように春夏でも薄手のフルフィンガーを好むとのこと。
やっぱりサイクルグローブはオシャレではなくて“機能”なんですね。
ロード乗りでもなるべく日焼けしたくない方は、夏場でもフルフィンガーを選ぶことがあります。
グローブに適正温度が表記されている
秋冬ものに関しては、グローブメーカーによって、適正温度が表記しています。
あったかさ重視の方はそちらも選ぶ基準に入れてみては?
クッション部分を確認!
サイクルグローブには、手のひらの小指側、指の根元の関節付近にGELなどのクッションが入っていることが多いです。
ハンドルを握った際に最も重心や振動の負荷がかかるところです。
初心者の方は、圧倒的にクッション材があった方が疲れにくいです!
慣れてくると路面振動から路面状況を把握するので、薄めのクッション材タイプかノン・クッションタイプを選ぶ方もいるそうですよ~。
スマホ対応はどこまで?
人差し指と親指に導電性繊維布が施されていたり、あえて第一関節だけがなかったりするタッチパネル対応のモデルがあります。
余程安価なモデルでなければ、基本的に標準装備らしいです。すごい!
(でもみなさん、走行中のスマホ操作はダメですよー!)
HIRZLのような指先まで本革製のグローブは、何も加工されていなくてもタッチパネルに対応とのこと!
サイズ感はピッタリ目がおすすめ
基本的にグローブが大きめだと、ブレーキ or シフトレバーやハンドル操作がしづらかったり、握ったときにしわになったり、痛みが生じたりするので、ぴったりしたものがおすすめです。
最終的には個人の好みになりますが、慣れた方(特にロードバイクに乗る方)は、走行中にウエア類がバタつくことが嫌らしいので、ぴったりとしたものを好む傾向が高いとのこと。
だからピッタリしているのか、サイクルウエアは……!
キツいサイズも好まれる?
ちなみに「サイクルグローブはキツめの物が良いよ~」と、人に教えてもらったのですが……この理由は、使用することで生地が伸び始めて、最終的に前述した大きめサイズを選んだ際に生じる不具合に近い症状がでるかららしいです。
でもこれは生地にもよるらしいので、使用素材をよく確認してわからない場合はお店の方に相談してみてください!
サイクルグローブがないから軍手&毛糸グローブの荒業は?
フタバ商店さん「おすすめできない」
繊維がグリップやバーテープに絡みつき、グリップも軍手もぼさぼさになるらしいです。
特にグリップ力が高いバーテープはそうなりやすいと実体験を交えて教えていただきました。
秋冬のサイクルグローブおすすめ!
FORCE(フォース)
FORCEって本当になんでもある!
初心者に優しいコスト、欲しい機能も搭載で、相変わらずコスパが良いですね。
ウインターグローブULTRA TECH
- 【タイプ】フルフィンガー
- 【価格】4,620円(税込)
- 【サイズ】S,M,L,LL
- 【カラー】ブラック,イエロー
商品の特長
- 指先、手のひらに滑り止めゴム加工アリ!
- 親指、人差し指はスマホ対応
- ウルトラテック素材採用
- ロングカフのため、走行時に手首袖部からの冷たい風の侵入を防止
HIRZL(ハーツェル)
機能・パフォーマンス重視の方におすすめなのがHIRZLです。
GRIPPP THERMO 2.0
- 【タイプ】フルフィンガー
- 【価格】11,440円(税込)
- 【サイズ】XS, S, M, L, XL, XXL
商品の特長
- 雨、汗に強く丈夫なカンガルー皮(牛革の2倍の頑丈さ!)
- 手の甲にはネオプレーン
- 内側の手のひら部分にはフリース素材
- 手首はライクラを使用して保温性と装着感をアップ
- 気温5℃に対応
FINGER JACKET
- 【タイプ】オーバーグローブ
- 【価格】5,170円(税込)
- 【サイズ】S, M, L, XL
商品の特長
- フルフィンガーの上からさらにはめるオーバーグローブ
- 素材が薄く、着心地バツグン
- 手の甲の材料は水、雨を防止
- ロブスターカットと裏地付きのバックハンドで保温性アップ
- 気温0度に対応
ちなみにこれ、めちゃくちゃ可愛くて女子の心をくすぐられます。
サイクルグローブは絶対必要!
フタバ商店さんにお話を伺ったり、実際に自分がグローブなしでライドしたり、商品アイテムの詳細を聞いたりすると、サイクルグローブの重要性を強く感じます。
ママチャリに乗っている時には気になりませんでしたが、スポーツとして自転車を楽しむ時、安全のために、大げさではなく命のために、サイクルグローブは必要な装備です。
最初にわたしをライドに誘ってくださった方も「ヘルメットとグローブは必ず持ってきてください」と言っていました。
持っていない方は、安全な自転車ライフのためにも、すぐにそろえてくださいね!
わたしは憧れのHIRZLを買って、もっと自転車の乗るぞ~!