本ホームページのBMCも23年度モデルを公開開始していますが、数々のビッグレースを勝ち抜いたクロスカントリー フルサスペンションモデル【Fourstroke(フォーストローク)】シリーズのモデルチェンジが10月上旬に発表となりました。
(写真は日本入荷予定の2ndグレード Fourstroke Fourのカラーになります。)
先代のFourstrokeの良さを引き継ぎ、あらゆるタイプのクロスカントリーライダーの要望に応えるべく、フルモデルチェンジしております。
各種ビッグレースで勝利をつかんだ先代モデルを最新のサスペンションシステム、コースの流行に合わせてアップデートしたジオメトリ、
そして、ボトルケージを2か所の取り付けられるようになったデザインなど、大幅に改善された性能を各グレードで共有しています。
リアルクロスカントリーマシーン Fourstroke01(フォーストローク ゼロワン)
残念ながら、日本への発売時期は未定となっていますが、2022年 ワールドカップを観戦された方は、この新型Fourstroke01をすでに目撃されているはず。
日々、過酷になっていくコースに対応するため、ヘッドチューブ角を緩く、逆にシートチューブ角を鋭角にと先代モデルよりもっとアグレッシブにコースを攻められるジオメトリーやオートマチックドロップを採用したオリジナルのフルインテグレーテッドドロッパーシートポストなど変更点が盛りだくさん。
また、ロングディスタンスなレースやライドイベントで活躍する選手やアスリートからのフィードバックを受けて、フルサスペンションMTBでは、見たこともない2個のボトルケージが取り付けられるデザインになっております。
主なフレームスペック
Advanced Pivot System (APS)– the best tool for the job – アドヴァンスピヴォットシステム 勝利へのベストツール –
APS を使用することで、BMC のエンジニアは、フレックス ステーやシングル ピボット サスペンション システムなどの従来のシステムでは実現できなかった複雑な運動学を設計できる多用途のサスペンションシステムの開発を可能にした。
• APS とは、トップ&ローリンクなどの4つのリンクから導かれるリアホイールの移動範囲をバーチャルリアサスペンションピヴォットとする特徴的なBMCオリジナル計算方法。
• APS により、BMC はサスペンションの運動性能を微調整して、トラベル全体で信じられないほどダイナミックなサスペンションの動作を実現できます。
登り坂では、Fourstrokeに搭載しているアンチスクアットチューニングが障害物を乗り越える際に生じるチェーン弛みを抑え、サスペンションがスムーズに圧縮することで、地形を的確にとらえ、完璧なトラク
ションを実現し、サスペンションが再び伸び始めると、アンチスクワット値が上昇してホイール(タイヤ)が地形をとらえ続けて、グリップが大幅に向上。
下り坂では、APS がペダルからの強い反動を減らし、ブレーキング時のマイナス影響を防ぐことで、過酷な状況でもサスペンションをアクティブに保ちます。
アップデートした最新サスペンションシステムの運動性能は、プログレッシブなスプリングカーブを供給し、あらゆるライディング状況で優れた乗り心地の提供ができます。
More traction = More speed (トラクション=スピード)
BMCが長年求めてきた勝利への法則に、より理想へと近づきました。
Fourstroke 01 – All-New Autodrop Technology – Fourstroke 01 最新自動ドロッパーシートポストシステム –
未知なる秘密兵器である BMC Autodrop は、史上初の完全に統合された自動ドロッパー ポストシステム。
この革新的なテクノロジーは Fourstroke 01 に搭載されており、しゃがむことなく素早くシートポストを落とすことができます。
•サドルを下げるためにしゃがむ(お尻でサドルを押し込む)必要がなくなり、ライダーは下り坂セクションに到達する前により長くペダルを踏むことができます。
•今までは、レース中にサドルを下げるため、しゃがむ動作を100回以上、繰り返していましたが、このシステムによりライダーはもっとコースに集中できるようになります。
その結果として、下り前のスピードを維持でき、ラップタイムを改善し、疲労を軽減のアドバンテージがみられました。
Redefined Geometry- 再定義されたジオメトリ –
29erが主流となった時から開発が進んでいるビッグ ホイール コンセプト レース テクノロジー(Big Wheel Concept Race technology【BWC】)をさらに有効的に活用するため、ジオメトリーを一から再構築しました。
•66.5°のヘッドアングルと長いフロント エンドにより、最も急でぬかるんだコースを攻めるように設計された、速くて進歩的なレーシングスタイルに合わせて作られています。 低い位置のボトムブラケットは、狭いコーナーでのコントロール性を高めます。
•429mm の短いチェーンステーは、最もテクニカルなセクションで実証済みのトラクションを発揮します。 旧モデルよりも鋭角になった76.7°のシート角度により、ライダーはセンターポジションに座ることができ、完璧な重量配分で急なセクションもアタックが容易です。
Put the hammer down – 進化した加速性 –
•ねじれ剛性とBBチューブ剛性をアップするようにフレーム&リアトライアングルデザインを再構築。 それにより、パワー伝導ロスを抑え、加速性能を向上。
•リア トライアングルには 縦に2つのピヴォットが追加され、ペダリング剛性が 20% 向上。
Go Long – より遠く –
BMCは、長い距離を走るイベントやレースに参加するアスリートから、フレームデザインの可能性を導くためにフィードバックを収集しました。
その中でもより多くのドリンクボトルを保持したいという要望があり、ただ、その要望に応えることは容易でしたが、レーシング性能を落とさずに実現するためには、フレームの再デザインが必要でした。
その結果、フルサスペンションMTBでは、まれに見る2つのドリンクボトルがダウンチューブに取り付けることが可能となりました。(※1)
※1 サイドプル式のボトルケージを使用で、2本とも550ml以下の容量のドリンクボトルを使用した場合に限る。
New Fourstrokeファミリーの礎的存在 2ndグレード Fourstroke(フォーストローク)
日本への発売時期予定のある2ndグレードのFourstrokeは、2ndグレードでありながらもあらゆる地形で優れた性能を発揮するように設計されたレーシングバイクです。
Fourstroke01に採用されたAutodrop Technologyは採用されていませんが、APSやジオメトリー、ボトルケージ2本搭載など多くのテクノロジーやスペックがFourstroke01と共通で、XCOレースに戦うベーシックな性能は兼ね備えています。
31.6mm径の真円タイプシートポスト対応なので、3rdパーティーのドロッパーシートポストに変更も可能です。
New Fourstrokeファミリーの異端児 高速トレイルスペック Fourstroke LT(フォーストローク エルティー)
こちらも日本への発売時期予定のあるトレイルライドスペックなFourstroke LT。 先に紹介した2グレードは100mmトラベルなのに対して、LTは120mmトラベルを採用し、トレイルでのパフォーマンスを重視したスペックとなります。 若干トップチューブやホイールベースが、他のグレードとは異なり、トレイルライドよりなジオメトリーになっておりますが、ボトルケージ2本搭載は同様です。
こちらのモデルは、31.6mm径のX-Fusion Manic Dropper Postが標準装備です。
販売店情報 おおよその納期
販売店に関しては、MY23取扱店を募集中ですが、
現在のリストからお近くのショップさんを検索ください。
https://e-ftb.co.jp/bmc/shop/
入荷時期ですが、正式な連絡がメーカーからアップされたら公開いたします。