BMCのエンデュランスロードモデル、Roadmachineシリーズのモデルチェンジが発表となりました。

BMCのエンデュランスロードカテゴリーの歴史は、12年前にBMC は『Granfondo』を発表からスタートしました。コンプライアンスとパフォーマンスの優れた組み合わせを実現し、石畳レース(パリ~ルーベなど)の厳しい要求にも耐えられることが証明されました。これが 4年後、エンデュランス セグメントに革命をもたらし、ホビーレーサーのために生まれ変わったバイク、Roadmachine につながりました。それ以来、最初の Roadmachine モデルと 2020 年にリリースされた 2世代目は、「エンデュランスロード」におけるインテグレーション、コンプライアンス、パフォーマンスのベンチマークとなっています。
ライダーの要望が日々大きくなるにつれて、バイクも進化し続けなければなりません。この3世代目Roadmachineは、スムーズにあらゆる路面をはしるために最適化されています。

IndustrialDesign

BMC開発/デザインチームは、今までの経験や新しいアイデアを活用して、パリ ~ルーベで優勝した初代『Granfondo』に採用されている湾曲したシートステーのオリジナルデザインをさらに発展。このユニークでオリジナルデザインにより、バイク後部のコンプライアンスと快適性が向上しました。シートポストとシートチューブのフレックスと調和することで、この Roadmachine を使用すると、より快適にあらゆる路面をより長く楽しむことができます。

Endurance Formula


Roadmachineフレームジオメトリの進化しています。 上の表らは、Roadmachine 2世代と3世代のジオメトリ比較表となります。
3世代目は、今までの特徴を維持しながらも、広げたタイヤクリアランスに対応するため、慎重にジオメトリを調整。415mmと短いリアセンターは、高いハンドリング性能を実現化。
さらにヘッドアングルをわずかですが71.2°から71.4°(47&51サイズで)へ、スタックを高くし、リーチを短くして、よりロングライドに理想的なジオメトリへと進化しています。

 

Product Detail

Highest Level of Carbon Layup

BMC ImpecLabエンジニアたちは、反応が高く、プレイフルで素直な乗り心地のバイクを生み出しました。また、耐久性もアップされています。「BMCがダウンチューブに巨大な穴を確保して、収納スペースを作り、さらにタイヤクリアランスを広げながらも、Roadmachineの特徴をフルで活かしている」って実際に乗ってみないと信じられないと思います。
もちろん、Roadmachineへ可能な限りの最高品質の材料を選んで使用し、BMCが持っているすべての能力とリソースをつぎ込み、やっと完成させられました。単に事実を文字で読むよりも、この自転車のすばらしさを知る、最良の方法はRoadmachineに乗ってみることです。  試乗車は6~10月にかけて準備していきます。

Roadmachineシリーズ 重量 リスト
(基本 54サイズの最軽量仕上げ もしくは平均値)
Roadmachine01 フレーム単体 963g
Roadmachine01 フォーク単体 448g
Roadmachine01 シートポスト単体 179g
2ndグレード Roadmachine フレーム単体 1050g
2ndグレード Roadmachine フォーク単体 480g
2ndグレード Roadmachine シートポスト単体 179g
Roadmachine01 FOUR Ultegra Di2 7.9kg
2ndグレード Roadmachine TWO Ultegra Di2 8.2kg
2ndグレード Roadmachine FIVE 105 2×12 8.8kg

Downtube Storage / Bottle Cages

皆さんは、ライド中の荷物をどのように持ち運んでいますか?
ハンドルバッグ?サドルバッグ?
BMCは、外観を損なわないパーフェクトな方法を見つけ出しました。

ダウンチューブ内にスペースを設けることでした。そして、このデザインはエアロ効果も外観も損なうことなく、収納スペースができました。 また、01グレードでは、ツールフリーで取り外しのできるAERO CORE BOTTOLE CAGEを採用。 2ndグレードは、他社のボトルケージが取り付けられる専用カバーとなります。(2ndグレードはオプションで専用ボトルケージへ変更が可能です)

Integrated  Rear Light

ライド中の安全性を確保するにはテールライトは、必須アイテムです。 ただ、スタイリッシュに装着したいと思うライダーは多いと思います。 USB充電式でシートポストから簡単に着脱できる一体型リアライトが 安心感をもたらします。これは、機能とデザインのインテグレーション化がBMCにとって何を意味するかの完璧な例です。

ICS -Integrated Cockpit Solutions

BMCのベンチマーク ICS コックピットシステムは、初代Roadmachineシリーズから始まり、現在では、BMCのほぼ全カテゴリーに採用されています。
そして、3世代目Roadmachine 01 のトップモデルには、新しい ICS Carbon Evo コックピット(日本ではオプション対応)が搭載されており、フィット感を⾼めるために形状が改良されていますが、BMC の特徴である快適さとコントロールを提供します。新型ICS Carbon EVO(日本ではオプション扱い)は、前モデルより超軽量で、程よい剛性感、コントロール性能を高めた 8°フレアと進化しています。(ただし、日本入荷モデルのRoadmachine01 FOURはICS2 ステム+Easron EC70(EC90)  カーボンハンドルバーがつきます)
2ndグレード Roadmachine でも、BMC初となる完全ケーブル内蔵化の2ndグレードモデルとなります。(Ultegra Di2仕様では、ICS2ステム+アルミハンドルバー採用)

 

Others

・Fender and Top Tube Mountst:先代より継続して採用された専用リアフェンダー DーFENDERやトップチューブにボルト・オンで固定するバッグ用マウント。

Chain Catcher:先代より継続して採用されたチェーンキャッチャーもこのモデルチェンジに合わせて、デザインが変更になっています。

Stealth DropoutsBMCシリーズ全体で普及しつつあるデザインの最新世代の Roadmachineも、ステルスドロップアウト デザインを特徴としています。ステルス ドロップアウトは、すっきりとした美的タッチを備えた美しくデザインされた要素であるだけでなく、エアロ効果にも役立ち、ライドパフォーマンスをサポート。
その他にもアップグレードされている箇所が多数あります。

Geometry

各ロードレースで実績の高いSLR01からは、快適性やホイールのトラクション、横方向の剛性を高めているコンパクトリアトライアングルデザインを継承し、そこからハンドルコントロール性やリスポンス性の向上を試みながら、幅広いライダーの体型や体格やライディングスタイルに順応できるように調整を行いました。 見た目は、BMCらしくない感じですが、継承できるところは受け継ぎ、新しく再設計されたシートチューブの角度は、パフォーマンスの面で何も犠牲にすることなく、多くのライダーにフィットするように適応されています。
いろいろの調整を経て、【Teammachine R】は、ライダーの次の動きを予測できるように、 あらゆる地形での純粋なパフォーマンスを発揮できるバイクへと進化しております。

 

日本国内のラインナップ

Roadmachine 01 Four、Roadmachine TwoとRoadmachine Fiveの3モデルが入荷となります。


Ultegra Di2仕様のRoadmachine 01 Four 今月内に入荷予定
コックピットシステム:ICS2 アルミステム+Easton カーボンハンドル


Ultegra Di2仕様のRoadmachine Two    夏から秋にかけて入荷
コックピットシステム:ICS2 ステムとアルミハンドルがつき、2ndグレードでは初のフルケーブル内蔵化


105 2×12仕様のRoadmachine Five   夏から秋にかけて入荷
コックピットシステム:BMCオリジナルのオーソドックスなアルミステムとアルミハンドルがつきます。
そのため、ケーブルはフル内蔵ではありません。